
機能説明:
ページ分析機能はWebページ(URL)のパフォーマンスを定量データで確認できる機能です。
Googleアナリティクスではわからない、ページ上のユーザーのクリック操作を実数で視覚的に確認することが出来ます。
ページ分析機能では、Zones (ゾーン分析)、Links (リンク分析)、Journeys (ジャーニー分析) の3つの分析をすることができます。
注意)ページ分析機能では指定期間内のユーザー録画データを元に分析されます。
期間内に無い情報(クリックが発生しない等)は数値として含まれません。
【Links (リンク分析)】
リンク分析はクリックされたリンク毎の定量データを視覚的または一覧で確認することが出来ます。
【Zones (ゾーン分析)】
ゾーン分析ではページの複数の要素ブロックを「ゾーン」としてグループ化し、ゾーン単位で定量データを確認することが出来ます。
複数の要素ブロックへの定量データの合計値を確認したり、ゾーンを複数作成し定量データを比較することが出来ます。
直感でわかり易い色の濃い薄いで抽象的に判断するHeatmapsとは異なり、ゾーン分析では実値で結果を確認することができます。
【Journeys (ジャーニー分析)】
分析対象ページへの訪問者の流入経路(PageIn)と流出経路(PageOut)を円型放射グラフにて視覚的かつ定量データで確認できる機能です。
特に、多くの訪問者が同じ動きをする場合は、視覚的にその経路を見ることができます。
これによって、サイト訪問者が分析ページに対する経路を俯瞰的に確認することが出来ます。

【Page Analysis:ページ分析】の使い方:

SessionCamにログインすると、Page Analysisの画面が表示されます。これがセッションカムのダッシュボードにもなります。
ダッシュボードの上半分は、ページ分析機能の画面となります。
ぺージ分析機能の画面以外に、C Sスコア(p.47参照)の高いページのサマリーとタグ(p.22参照)の一覧もSessionCam のダッシュボードに表示されています。

ページ分析機能のコンソールで、「Analyze a page」のタブから分析したいページのホスト名(ドメイン)とU R L(各ページのURL)を選択することができます。最近分析したページも「My Pages」から選択することもできます。
分析したいページが選択されたら、分析方法を選択肢、「Go」のボタンを押すとページ分析画面に移動されます。
ページ分析は上記で説明いたしました3つ分析方法から選択することができます:
・Links (リンク分析)
・Zones (ゾーン分析)
・Journeys (ジャーニー分析)
【Links:リンク分析】の使い方

リンク分析は、自動的にページ内のリンクを読み込み、データを出力できます。

Viewの設定で、以下3つのビューから選ぶことができます。
・Page View (ページ・ビュー) : ページのみを表示する


選択できるサイト内リンク(誰も到達していない場所/ボタンなどのオブジェクトは選択できません)はハイライトされています。分析したいリンクを選択すると、そのリンクに関わるデータが表示されます。

選択されたときに表示されるデータはVisual Metrics (視覚的指標)のプルダウンメニューから選択することができます。
下記のデータを選択することができます:
Name(項目名) | 選択された項目のタイトル |
Clicks – Total(クリック数) | どのくらいクリックされたかの数 |
Clicks – % of sessions that clicked (クリック率) | 総セッション数に対して、クリックされたセッションの割合 |
Clicks – Avg time to click(クリックまでの平均秒数) | セッションが始まってから、クリックするまでかかった平均時間 |
Hovers – Total(マウスホバー数) | クリックしないでマウスカーソルが浮かんだままの操作の回数 |
Hovers – % of sessions that hovered(マウスホバー率) | 総セッション数に対して、マウスホバーされた割合 |
Hovers – Avg duration(マウスホバーの平均秒数) | クリックしないでマウスカーソルが浮かんだまま操作された時間の平均 |
Sessions – No. with clicks(クリックのあるセッションの数) | 総セッション数の内クリックされたセッションの数 |
Sessions – No. with hovers(マウスホバーのあるセッションの数) | 総セッション数の内マウスホバーされたセッションの数 |
・Table View (テーブル・ビュー):定量データをまとめたテーブルのみを表示する

・Both (両方):ページビューとテーブルビューを並べて表示させる

デバイスの種類もモバイル、タブレット、デスクトップ版で分析することができます。
